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筑波大学大学院 人文社会科学研究科 Graduate School of Humanities and Social Sciences, University of Tsukuba

歴史・人類学専攻事務室
〒305-8571 茨城県つくば市天王台1-1-1
人文社会学系棟 A822
Tel: 029-853-4403 / Fax: 029-853-4432
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 歴史・人類学専攻

教育目標Educational Vision

日本史学  東洋史学  西洋史学  歴史地理学
先史学・考古学  民俗学・文化人類学
現代東アジア歴史・民俗研究  地中海・西アジア研究

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歴史学と人類学の両分野における各専門領域の探究を軸として、独創性と高度な研究能力を備えた学究型の研究者・教育者の養成、ならびに研究成果を社会に還元できる実践型の高度専門職業人の養成を目的としています。 

5年一貫性の履修課程を活かして、史料学・フィールドワークなどの専門研究者としての基本的な技能を育成するとともに、各人の課題に即した研究の深化を助長することで、自立的に研究を進め、学界に寄与するだけでなく、広く社会に貢献しうる研究成果を、博士論文として完成させることを目標としています。
 
 日本史学
 日本史学領域は、「日本列島」を場とする人々の生活から紡ぎ出された歴史的な世界を解き明かすための「倦まず弛まず」を旨とする研究力をそなえた研究者の養成にとどまらず、教育機関・資料館・博物館などで問われる高度な専門的・実利的な知見の涵養も目指しています。
 加えて、「開かれた学問世界」に対応するために、学問的な視野の拡大はいうまでもなく、研究者のみならず内外の多くの人々との交流も深めていきます。そして、とかく「単眼的」な日本史学の固有性にとらわれることなく、常に生活者の眼差しに啓発されつつ、「複眼的」な日本史学の構築を模索し、さらにはその知見を多くの人々に発信していきます。
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 東洋史学
東洋史学領域は、中国とその周辺地域(内陸アジア、海域アジア)のアジアの広範な地域を対象とします。今日的問題やその歴史的起源を探究する近代史・現代史と、さらに時代を遡り歴史事象の根本を探究する前近代史とが研究されています。政治史・社会史のみならず宗教文化史等の特徴ある課題に関しても専門的な探究を進めています。
 研究においては第一次史料の使用が不可欠です。そのために、漢文をはじめ満洲語といった諸言語の文書を解読する能力の養成を重視した演習を行っています。加えてデータの収集・分析の方法、フィールドワークの方法についても院生のニーズに応じてきめ細かに指導しています。
 東洋史学領域では歴史的な視点からアジアの社会を分析把握できる人材の育成を行っています。
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 西洋史学
 ヨーロッパ、オリエント、アメリカの3つの地域における古代から近現代に至るまでの西洋世界の歴史と文化の探究を軸に、自立的に研究を進め、学界に寄与しうる研究能力をそなえた研究者、ならびに研究成果を社会に還元できる高度専門職業人の育成を目的としています。
 この目的に向けて、各人の研究課題に即し、諸言語による史資料の読解と分析を基礎に独自の歴史研究を構想、表現する能力を培う高度専門教育を行います。これと同時に、西洋史学全体における研究動向に眼を向けて、既存の学問分野にとらわれない広い視野から新しい学問的境地を切り開きうる研究者の育成を目指しています。
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 歴史地理学
 歴史地理学は、時間(時系列的変化)と空間(地域的特質)の双方から研究対象に接近する学問分野です。歴史地理学の研究においては、自然環境から人文・社会環境にいたる諸条件の総合力が重視されますが、当領域においては「歴史地理学実習」などの授業科目を通じて、論文作成に必要な基礎力および総合力を養うカリキュラムとなっています。
 そのうえで、博士論文は院生各自の問題関心に立脚し、地域のダイナミズムを描くとともに、地域で活動する主役たる人間の生活を十分に踏まえた研究成果となるよう指導を行っています。
 当領域では、上記の特色を持った独創性のある研究者ならびにこれらの知見を国内外に発信できる専門性を持った職業人の養成を目標としています。
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 先史学・考古学
 先史学・考古学が主に依拠する物質文化資料は、それ自体は沈黙する静的な資料ですが、それ故にそれを残す人間の意図がほとんど入らないという客観性を持っています。先史学・考古学は、この資料的特性に基づき、歴史上忘れ去られたもの言わぬ人々の社会や文化および意志を現代によみがえらせ、それを将来に伝え生かしていく学問的使命を持っています。
 先史学・考古学領域では、自由な発想でさまざまな分野と連携しつつ、こうした特性を持つ物質文化資料を、先史時代から現代に至るまでのあらゆる時代、地域に関する人類史の研究に生かしていけるような人材を育成することを目標としています。
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 民俗学・文化人類学
 民俗学・文化人類学領域では、大学、研究所、博物館等において民俗学及び文化人類学の研究・教育活動を高度に担い得る、学究型・実務型の研究者の育成を目指しています。そのための教育方針として、課題の多様性とその理解力、フィールドワークの企画実施力と課題の設定能力、一次資料の分析・表現能力、個別研究論文の作成能力、プレゼンテーション能力などを重点化し、人類文化について深い洞察能力をもつ人材を育成していきます。
 入学以降、独自に構築したカリキュラムに沿って研究指導を行い、学生のもつ学問的関心を洗練・発展させ、修士論文の執筆を行います。さらに各人の研究テーマに即した個別研究を深化させ、課程博士取得までの首尾一貫した指導を行っていきます。
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 現代東アジア歴史・民俗研究
 中国文明を形成し、またその影響を受けながら独自の発展を遂げ、現在も躍動と変容を示している東アジア諸社会、すなわち日本を含む中国、台湾、朝鮮等を研究対象地域とします。本領域においては、歴史学と民俗学の研究手法を融合させて東アジア地域の現代社会が抱えている諸問題にアプローチしていきます。
 現代を基軸にして過去を見通し、大きな国際関係や国家権力等の変動を踏まえながら、民間の社会に生きる人々の体験と現場に由来する文字史料および民俗事象を緊密に関連づけ、清新にして幅広い視野から探究します。こうした方面で活躍できる研究者、ならびに研究成果を社会に還元できる高度専門職業人の育成を目的とします。
 この目的に向けて、各人の研究課題に合わせて、歴史学と民俗学の高度専門教育を基礎としながら、文書分析とフィールドワークを併用し、新たな研究を遂行し得る能力を養います。
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 地中海・西アジア研究
 人類の出アフリカの出発点となり、農耕や牧畜、冶金術、文字といった画期的な技術、都市国家、領域国家などのさまざまな革新的社会システム、さらにキリスト教やイスラームなどの世界宗教をも生み出し、現代文明の基盤を準備した古代西アジア、地中海世界の歴史を探究します。そうした研究を深めることで、文明の衝突論などを克服し、他者を理解し自己を相対化できる高度専門職業人の育成を目指します。
 この目的に向けて、各人の研究課題に即し、考古学・文献史学・言語学の各分野における高度専門教育を基礎としながら、フィールドワークと文書分析の融合を図ることで、既成の枠組みにとらわれない広い視野に立った学識を養い、学際的構想のもとで斬新な研究を企画、実践する能力を培います。
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