桜塚古墳の石釧(古墳時代前期)

 本古墳は1978年、開学まもない筑波大学の学生たちによって発見され、翌年筑波大学考古学研究室によって発掘調査された前方後方墳である。内部主体の粘土槨から、左腕に装着されたと考えられる位置で出土した。石質は輝緑凝灰岩であり、外径7.6cmを測る。
 桜塚古墳からは、その他に斜縁変形四獣鏡、勾玉や管玉、ガラス小玉、琥珀玉などの装身具、短剣、刀子などが出土している。筑波周辺地域において、石釧は類例がほとんどなく茨城県域、延いては東国の古墳時代前期を語る上で極めて重要な資料である。                                                 


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筑波大学人文社会科学研究科歴史・人類学専攻 先史学・考古学コース
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