鹿児島県大島郡伊仙町面縄第2貝塚Dトレンチ出土土器

1956年(昭和31年)、九学会連合が行った発掘調査で出土しました(国分ほか 1959)。口縁部には、ヘラ状の施工具を用いて矢羽根状の沈線文が施されています。3条の横位沈線で区画後、斜線を充填。胎土には雲母などが含まれます。奄美諸島に分布する嘉徳U式に比定される土器です(河口 1974)。器高約21cm。

なお、本資料は現在筑波大学付属中央図書館新館2階に展示しています。その他に、北海道根室市トーサムポロ遺跡、茨城県笠間市西田遺跡、茨城県新治郡新治村下坂田貝塚、千葉県香取郡大栄町稲荷山遺跡から出土した縄文土器を展示しています。ご覧頂ければ幸いです。                                                                                    (工藤)

河口貞徳1974「奄美における土器文化の編年について」『鹿児島考古』第9号 鹿児島考古学会 12-68頁 国分直一ほか1959「奄美大島の先史時代」『奄美 自然と文化』九学会連合奄美大島共同調査委員会 196-271頁


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