近年の修士論文・博士論文
修士論文(2012-2021年度)
日本史学
2018年度
戦後日本の「国民文化」論と上原専禄
土佐山内家における幕府・大名間関係 ―忠義施政期の公儀普請を中心に―
三井甲之と大正期「日本主義」思想運動の形成
2017年度
井上哲次郎の「国民道徳論」 ―雑誌『東亜の光』を中心に―
2016年度
近世中後期の労働力展開と地域変容
2015年度
古社寺保存法制定過程の研究
2014年度
萩藩毛利家における同族意識 ―先祖遠忌をめぐる動向を中心に―
土佐山内家における幕府・大名間関係 ―忠義施政期の公儀普請を中心に―
2013年度
豊臣政権期における修道会交渉 ―大名層を中心として―
国民精神総動員運動期における民衆動員と地域社会
東洋史学
2021年度
宗族復興と村落発展の関係について―広東省潮州市の長美村を事例として―
民国前期、寧波商幇とその公益活動について
2020年度
清末から民国期の商人団体について―1930年代以前の漢口商会を中心として―
贛南新政時期の戦時動員と地方社会の反応
海南島瓊中県黎族社会における平安儀礼の研究
国民政府の甘粛省開発と権力の浸透―甘粛省銀行の運営実態(1939-1949)を中心として
2019年度
清朝ホンタイジ期漢人文官の研究
元代玄教道士王寿衍の研究
北平市における廟産興学運動と仏教界の反応(1928年-1937年)
民間汽船企業としての民生公司による社員教育(1926-1949)―近代中国の職業教育の視座から
民国時期における哥老会の変容 ―四川省地域社会を中心として
2018年度
清代嘉慶期の対青海チベット人政策における現地地方官
2017年度
青島における近代教育の展開 ―『青島教育』と『青島教育週刊』から見た1930年代の実態を中心に―
2016年度
1930-1940年代、山東省鄒平県における郷村建設運動と地域社会についての研究 ―自衛を中心に―
2014年度
1740年代講和期における清朝の対ジューン=ガル外交 ―熬茶使節派遣の許可と護送を中心に―
十七世紀後半における黒龍江地域に対する清朝の政策と民族
2013年度
南宋高宗朝初期における政治過程 ―紹興十二年の秦檜の動向を中心として―
禁旅八旗に編入されたチャハル部出身モンゴル人と清朝 ―清朝の対ガルダン戦争における旗人アナンダの行動を中心に―
2012年度
シンガポール華僑の福建事変に対する反応 ―華僑と中国の関係をめぐる考察として―
西洋史学
2020年度
ヒッタイト影響下のシリアをめぐる国際関係とその変遷 ―外交文書における逃亡者の送還規定の分析を中心に―
2018年度
18世紀パリの処刑人シャルル=アンリ・サンソンに関する考察
15世紀フィレンツェの洗礼者ヨハネ祭 ―ルネサンス期社会における祝祭の一形態―
近代ドイツにおける愛情の機能 ―教養市民層を中心として―
新アッシリア時代における「bēl āli」について
2017年度
ナチ期ドイツにおけるビスマルクの表象に関する一考察 ―ヒトラー政権との関係性に着目して―
2016年度
サルゴン2世の第8遠征前後のアッシリア帝国とウラルトゥ王国の政治的関係 ―緩衝国ムツァツィルに関する史料の分析を中心に―
2015年度
アッシリアにおける「戴冠儀礼」の文献学的・歴史学的研究
1878年プロイセン強制教育法(Zwangserziehungsgesetz)の成立 ―19世紀後半のドイツの教育・家族・ 社会に関する考察―
紀元前13世紀後半アッシリアにおける西方行政州書簡
2013年度
スイス都市邦におけるスイス歩兵戦術の形成 ―14世紀ベルン市の例をもとに―
C. S. パーネルの政治思想と「アイルランド性」 ―訪米とその後―
2021年度
古代メソポタミアにおける供儀占いのためのイクリブ祈祷:ニネヴェ写本K.2519の研究
歴史地理学
2021年度
戦前期敦賀商工会議所の地域振興策と地域間ネットワーク
2019年度
日記を通して見た近代期地主層の旅行経験 ―瀬戸内と加賀温泉郷への旅行を中心として―
2018年度
埼玉県武甲山にみる産業化と景観保全の競合
2017年度
明治期九頭竜川下流域無堤区間における堤防築造反対運動とその意義
人口減少社会・福島県大垬集落におけるムラ規約 ―年齢限定条件と男性限定条件はいかに崩れるか―
2016年度
近代黄河下流域の水運に関する歴史地理学的基礎研究 ―碼頭と渡口の分布を中心に―
2012年度
明治期の福岡県における地方港湾と交易圏 ―宇島、津屋崎を事例として―
先史学・考古学
2021年度
古代常陸国における新治窯跡群産須恵器の流通形態
2020年度
南コーカサス地域におけるカイトサイト群の様相と性格
古墳時代後期における石材加工技術の研究―伊豆地域を中心として―
2019年度
中国両漢時代の埋葬頭位に関する考古学的研究 ―関中・中原地域を中心に―
古墳時代後半期における埋葬行為の変容 ―常総地域の箱式石棺を中心に―
2018年度
7世紀を中心とした日本古代における寺院造営尺度の研究 ―統計学的分析を中心として―
2017年度
西アジア新石器時代における磨製石器と植物利用 ―石皿・石臼を中心に―
常陸南部における弥生・古墳時代移行期集団の形成過程
2015年度
柄鏡に映し出される近世日本の風俗と金工技術 ―出土・伝世柄鏡に関する考古学的・理化学的研究―
ガラス製品の流通からみた弥生時代・古墳時代における関東の動態 ―太平洋沿岸地域を中心に―
滑石製品の展開からみた古墳時代の石材流通と地域社会 ―常総地域を中心に―
ラピスラズリからみた国家形成期における交易活動の動態 ―メソポタミア・イラン高原を中心に―
南レヴァント地域における紡織文化の研究 ―後期青銅器時代から鉄器時代を中心に―
2014年度
A Study of Skull Symbolism in Near Eastern Neolithic Societies(西アジア新石器時代社会における頭蓋骨シンボリズムの研究)
日本列島の初期国家形成期における女性の性格
西アジア銅石器時代ウルク期における円筒印章の出現の背景
彩られた死者 ―南東アナトリア、ハッサンケイフ・ホユック遺跡出土人骨の分析
2013年度
西アジア新石器時代における未成人埋葬の考古学的考察 ―タペ・サンギ・チャハマック出土人骨の死亡年齢構成の分析―
民俗学・文化人類学
2021年度
現代沖縄における土帝君信仰―村落祭祀の記録と実践―
現代における武州御嶽信仰の変容―神社・職業的宗教者・崇敬者の動態に注目して―
祭礼の担い手としての外国人―群馬県大泉町の大泉まつりを事例に―
2020年度
シマの自治はいかに維持されてきたか―沖縄県南城市奥武島における運営体制の変遷と動揺―
都市の街道で生き抜く露天商タンファーンについての人類学的考察―中国武漢市のG区を例として―
中国都市部における葬儀サービスと葬儀の再編―寧波市における葬儀業、葬儀改革との関わりを事例として―
現代農村における祖先祭祀の儀礼とその変容―茨城県阿見町における盆行事を事例として―
2019年度
「もの」と「人」との相互規定に見る都市祭礼 ―秋田県「角館のおまつり」における造り物と作り手から―
旧領支配地域における神葬祭をめぐる歴史と現在 ―群馬県多野郡神流町を事例に
レジリエントな災害対応と観光についての人類学的研究 ―熊本県阿蘇地域の事例から―
「障害者であること」がかたちづくられ、ゆらぐ女子会
2018年度
変わりゆく姫島盆踊り ―島民の選択にみる二面性―
天台宗玄清法流の宗教活動に関する民俗学的研究 ―「盲僧の歴史」の再編と実践をめぐって―
棚田稲作の民俗誌 ―中山間地農村における生業とその観光資源化に関する考察―
2017年度
相撲社会のエスノグラフィー ―力士を中心とした戦略的実践について―
2016年度
屋台の動態的研究 ―長野県鬼無里における担い手とのかかわりから―
ハンセン病経験者の生と実践に関する民俗学的研究 ―国立療養所栗生楽泉園を事例に―
漁民から見る「フナダマ」信仰 ―千葉県館山市洲崎の事例を中心に―
在日ミャンマー難民の生活誌 ―日本で難民になるということ―
2015年度
定期市における出店者組合の機能に関する民俗学的研究 ―新潟市北区の六斎市を事例に―
2014年度
人と家畜の関係からみる蒼前信仰 ―青森県十和田市を事例に―
死、社葬、リスクマネージメント ―現代社会における死の場所をめぐる人類学的考察―
2013年度
在勤制度にみる三極構造 ―下甑島の真宗寺院を事例に―
ムエタイボクサーの実践と興行における相互行為 ―リングの中から外へのアリーナの拡大をめぐって―
2012年度
里修験の現在 ―群馬県利根郡川場村のホウエンを事例として―
東チベットの新しい慣習法「ゲワチュ」の実践とパラドックス ―四川省ガンゼチベット族自治州セルタ県を事例に―
博士論文:課程博士(2012-2021年度)
2013年以降の博士論文は、つくばリポジトリで論文全文あるいは要約が公開されています。
2021年度