修士・博士論文

近年の修士論文・博士論文

修士論文(2012-2022年度)

日本史学

2022年度

「京都学派」における〈道義的生命力〉の思想―髙坂正顕と西谷啓治を中心にして―

田口卯吉の経済思想―「自由」と「産業」をめぐる理論と実践―

2018年度

戦後日本の「国民文化」論と上原専禄

土佐山内家における幕府・大名間関係 ―忠義施政期の公儀普請を中心に―

三井甲之と大正期「日本主義」思想運動の形成

2017年度

井上哲次郎の「国民道徳論」 ―雑誌『東亜の光』を中心に―

2016年度

近世中後期の労働力展開と地域変容

2015年度

古社寺保存法制定過程の研究

2014年度

萩藩毛利家における同族意識 ―先祖遠忌をめぐる動向を中心に―

土佐山内家における幕府・大名間関係 ―忠義施政期の公儀普請を中心に―

2013年度

豊臣政権期における修道会交渉 ―大名層を中心として―

国民精神総動員運動期における民衆動員と地域社会

東洋史学

2022年度

日中戦争期の新生活運動について―四川省重慶地区の事例を中心として―

鉄罐施食儀礼の文献比較研究

2021年度

宗族復興と村落発展の関係について―広東省潮州市の長美村を事例として―

民国前期、寧波商幇とその公益活動について

2020年度

清末から民国期の商人団体について―1930年代以前の漢口商会を中心として―

贛南新政時期の戦時動員と地方社会の反応

海南島瓊中県黎族社会における平安儀礼の研究

国民政府の甘粛省開発と権力の浸透―甘粛省銀行の運営実態(1939-1949)を中心として

2019年度

清朝ホンタイジ期漢人文官の研究

元代玄教道士王寿衍の研究

北平市における廟産興学運動と仏教界の反応(1928年-1937年)

民間汽船企業としての民生公司による社員教育(1926-1949)―近代中国の職業教育の視座から

民国時期における哥老会の変容 ―四川省地域社会を中心として

2018年度

清代嘉慶期の対青海チベット人政策における現地地方官

2017年度

青島における近代教育の展開 ―『青島教育』と『青島教育週刊』から見た1930年代の実態を中心に―

2016年度

1930-1940年代、山東省鄒平県における郷村建設運動と地域社会についての研究 ―自衛を中心に―

2014年度

1740年代講和期における清朝の対ジューン=ガル外交 ―熬茶使節派遣の許可と護送を中心に―

十七世紀後半における黒龍江地域に対する清朝の政策と民族

2013年度

南宋高宗朝初期における政治過程 ―紹興十二年の秦檜の動向を中心として―

禁旅八旗に編入されたチャハル部出身モンゴル人と清朝 ―清朝の対ガルダン戦争における旗人アナンダの行動を中心に―

2012年度

シンガポール華僑の福建事変に対する反応 ―華僑と中国の関係をめぐる考察として―

西洋史学

2022年度

第一次世界大戦期ドイツにおける食料不足―地域に着目して―

アメリカ・シオニズムとメディア―『ニューヨーク・タイムズ』に焦点を当てて―

2020年度

ヒッタイト影響下のシリアをめぐる国際関係とその変遷 ―外交文書における逃亡者の送還規定の分析を中心に―

2018年度

18世紀パリの処刑人シャルル=アンリ・サンソンに関する考察

15世紀フィレンツェの洗礼者ヨハネ祭 ―ルネサンス期社会における祝祭の一形態―

近代ドイツにおける愛情の機能 ―教養市民層を中心として―

新アッシリア時代における「bēl āli」について

2017年度

ナチ期ドイツにおけるビスマルクの表象に関する一考察 ―ヒトラー政権との関係性に着目して―

2016年度

サルゴン2世の第8遠征前後のアッシリア帝国とウラルトゥ王国の政治的関係 ―緩衝国ムツァツィルに関する史料の分析を中心に―

2015年度

アッシリアにおける「戴冠儀礼」の文献学的・歴史学的研究

1878年プロイセン強制教育法(Zwangserziehungsgesetz)の成立 ―19世紀後半のドイツの教育・家族・ 社会に関する考察―

紀元前13世紀後半アッシリアにおける西方行政州書簡

2013年度

スイス都市邦におけるスイス歩兵戦術の形成 ―14世紀ベルン市の例をもとに―

C. S. パーネルの政治思想と「アイルランド性」 ―訪米とその後―

2021年度

古代メソポタミアにおける供儀占いのためのイクリブ祈祷:ニネヴェ写本K.2519の研究

歴史地理学

2021年度

戦前期敦賀商工会議所の地域振興策と地域間ネットワーク

2019年度

日記を通して見た近代期地主層の旅行経験 ―瀬戸内と加賀温泉郷への旅行を中心として―

2018年度

埼玉県武甲山にみる産業化と景観保全の競合

2017年度

明治期九頭竜川下流域無堤区間における堤防築造反対運動とその意義

人口減少社会・福島県大垬集落におけるムラ規約 ―年齢限定条件と男性限定条件はいかに崩れるか―

2016年度

近代黄河下流域の水運に関する歴史地理学的基礎研究 ―碼頭と渡口の分布を中心に―

2012年度

明治期の福岡県における地方港湾と交易圏 ―宇島、津屋崎を事例として―

先史学・考古学

2022年度

古墳時代後・終末期における常総地域の物資流通―埴輪・石材を中心として―

西アジア先土器新石器時代の特殊建物と社会複雑化

2021年度

古代常陸国における新治窯跡群産須恵器の流通形態

2020年度

南コーカサス地域におけるカイトサイト群の様相と性格

古墳時代後期における石材加工技術の研究―伊豆地域を中心として―

2019年度

中国両漢時代の埋葬頭位に関する考古学的研究 ―関中・中原地域を中心に―

古墳時代後半期における埋葬行為の変容 ―常総地域の箱式石棺を中心に―

2018年度

7世紀を中心とした日本古代における寺院造営尺度の研究 ―統計学的分析を中心として―

2017年度

西アジア新石器時代における磨製石器と植物利用 ―石皿・石臼を中心に―

常陸南部における弥生・古墳時代移行期集団の形成過程

2015年度

柄鏡に映し出される近世日本の風俗と金工技術 ―出土・伝世柄鏡に関する考古学的・理化学的研究―

ガラス製品の流通からみた弥生時代・古墳時代における関東の動態 ―太平洋沿岸地域を中心に―

滑石製品の展開からみた古墳時代の石材流通と地域社会 ―常総地域を中心に―

ラピスラズリからみた国家形成期における交易活動の動態 ―メソポタミア・イラン高原を中心に―

南レヴァント地域における紡織文化の研究 ―後期青銅器時代から鉄器時代を中心に―

2014年度

A Study of Skull Symbolism in Near Eastern Neolithic Societies(西アジア新石器時代社会における頭蓋骨シンボリズムの研究)

日本列島の初期国家形成期における女性の性格

西アジア銅石器時代ウルク期における円筒印章の出現の背景

彩られた死者 ―南東アナトリア、ハッサンケイフ・ホユック遺跡出土人骨の分析

2013年度

西アジア新石器時代における未成人埋葬の考古学的考察 ―タペ・サンギ・チャハマック出土人骨の死亡年齢構成の分析―

民俗学・文化人類学

2022年度

「地域づくり」はどこへ向かう―島根県大田市温泉津町地域を事例に―

「盲」とともに生きる巫女―語りを手がかりとした「障害」者の民俗学的研究―

現代日本における「民話」の資源化と「民話意識」についての民俗学的研究―静岡県函南町の参加型イベント「猫おどり」を事例に―

「創出」する伝承者―日本と台湾における妖怪「創出」を事例に

2021年度

現代沖縄における土帝君信仰―村落祭祀の記録と実践―

現代における武州御嶽信仰の変容―神社・職業的宗教者・崇敬者の動態に注目して―

祭礼の担い手としての外国人―群馬県大泉町の大泉まつりを事例に―

2020年度

シマの自治はいかに維持されてきたか―沖縄県南城市奥武島における運営体制の変遷と動揺―

都市の街道で生き抜く露天商タンファーンについての人類学的考察―中国武漢市のG区を例として―

中国都市部における葬儀サービスと葬儀の再編―寧波市における葬儀業、葬儀改革との関わりを事例として―

現代農村における祖先祭祀の儀礼とその変容―茨城県阿見町における盆行事を事例として―

2019年度

「もの」と「人」との相互規定に見る都市祭礼 ―秋田県「角館のおまつり」における造り物と作り手から―

旧領支配地域における神葬祭をめぐる歴史と現在 ―群馬県多野郡神流町を事例に

レジリエントな災害対応と観光についての人類学的研究 ―熊本県阿蘇地域の事例から―

「障害者であること」がかたちづくられ、ゆらぐ女子会

2018年度

変わりゆく姫島盆踊り ―島民の選択にみる二面性―

天台宗玄清法流の宗教活動に関する民俗学的研究 ―「盲僧の歴史」の再編と実践をめぐって―

棚田稲作の民俗誌 ―中山間地農村における生業とその観光資源化に関する考察―

2017年度

相撲社会のエスノグラフィー ―力士を中心とした戦略的実践について―

2016年度

屋台の動態的研究 ―長野県鬼無里における担い手とのかかわりから―

ハンセン病経験者の生と実践に関する民俗学的研究 ―国立療養所栗生楽泉園を事例に―

漁民から見る「フナダマ」信仰 ―千葉県館山市洲崎の事例を中心に―

在日ミャンマー難民の生活誌 ―日本で難民になるということ―

2015年度

定期市における出店者組合の機能に関する民俗学的研究 ―新潟市北区の六斎市を事例に―

2014年度

人と家畜の関係からみる蒼前信仰 ―青森県十和田市を事例に―

死、社葬、リスクマネージメント ―現代社会における死の場所をめぐる人類学的考察―

2013年度

在勤制度にみる三極構造 ―下甑島の真宗寺院を事例に―

ムエタイボクサーの実践と興行における相互行為 ―リングの中から外へのアリーナの拡大をめぐって―

2012年度

里修験の現在 ―群馬県利根郡川場村のホウエンを事例として―

東チベットの新しい慣習法「ゲワチュ」の実践とパラドックス ―四川省ガンゼチベット族自治州セルタ県を事例に―

博士論文:課程博士(2012-2022年度)

2013年以降の博士論文は、つくばリポジトリで論文全文あるいは要約が公開されています。

2022年度

先史学・考古学

荒井啓汰

 

古墳時代後・終末期における埋葬行為と社会変化

2021年度

東洋史学

関根智良

 

17世紀清朝のハルハ゠モンゴル政策史研究

2020年度

民俗学・文化人類学

三津山 智香

 

家畜守護神信仰の民俗学的研究―ソウゼン信仰を事例に―

民俗学・文化人類学

松山 啓

 

大相撲の権力構造と力士の戦略実践に関する人類学的研究

歴史地理学

王 君香

 

近代黄河下流域における内陸水運と商品流通

2018年度

先史学・考古学

SARI JAMMO

 

Beyond Death: The Tale of a Neolithic Society and the Study of an Outdoor Communal Cemetery at Tell el-Kerkh, Northwest Syria

2017年度

日本史学

根本 みなみ

 

近世大名家における一門家臣の存在意義 ―萩毛利家を事例に―

日本史学

金 炫我

 

皇国臣民化をめぐる日韓比較史研究 ―銃後における民衆動員と軍事援護を中心に―

東洋史学

松野 友美

 

華僑陳嘉庚と国民政府期の国家建設 1923-1942

民俗学・文化人類学

後藤 健志

 

ブラジル・アマゾンにおける所有地の実体化の過程 ―マト・グロッソ州の農地改革の諸相に関する人類学的研究―

民俗学・文化人類学

田本 はる菜

 

現代台湾における原住民と在来技術 ―セデックの織物、歌舞、祭儀の復興に関する人類学的研究―

民俗学・文化人類学

松岡 薫

 

民俗芸能の演技をめぐる民俗学的研究 ―熊本県南阿蘇地方の俄を事例として―

2016年度

民俗学・文化人類学

後藤 知美

 

旅館のおかみに関する民俗学的研究 ―マスメディアにおけるイメージ形成と働く女性―

民俗学・文化人類学

戸邉 優美

 

女性同士のつながりに関する民俗学的研究 ―牡鹿地区の女講中を中心として―

東洋史学

隋 藝

 

中国東北における共産党と都市基層民衆

2015年度

民俗学・文化人類学

小畑 紘一

 

柱松の研究

民俗学・文化人類学

胡 艶紅

 

民国期以降の中国漁民社会における信仰生活の歴史的変容と持続 ―太湖における大型漁船漁民の事例を中心に―

2014年度

日本史学

田中 友香理

 

近代日本における進化論と国家思想 ―加藤弘之を中心として―

民俗学・文化人類学

岡田 朋子

 

北インド・ブンデルカンド地方における家族と異ジャーティ結婚の人類学的研究

2013年度

日本史学

坂口 健

 

平安時代における自文化意識の形成

民俗学・文化人類学

奈良 雅史

 

現代中国都市部における回族によるイスラーム運動に関する人類学的研究 ―雲南省昆明市の事例を中心として―

東洋史学

岩田 啓介

 

清朝青海ホシュート部政策史研究

2012年度

西洋史

角田 延之

 

フランス革命と「フェデラリスム」―言語分析によるアプローチ

民俗学・文化人類学

及川 高

 

「無宗教」の歴史人類学的研究 ―近代奄美・沖縄というフィールドと学知の交差から―

民俗学・文化人類学

深川 宏樹

 

争いと身体観に関する人類学的研究 ―ニューギニア高地における仲裁と村落裁判―

民俗学・文化人類学

山崎 寿美子

 

カンボジアのラオ村落における家と家との親密性

博士論文:論文博士(2012-2020年度)

2013年以降の博士論文は、つくばリポジトリで論文全文あるいは要約が公開されています。

2020年度

民俗学・文化人類学

廣田 龍平

 

妖怪の存在論的歴史人類学―日本における妖怪研究の概念および学史の批判的再構築―

民俗学・文化人類学

菊池 真理

 

内戦後のスリランカにおける「傷つきやすさ」に関する人類学的研究

―東部州バティカロアに暮らす人々の事例を中心として−

民俗学・文化人類学

小熊 誠

 

沖縄における門中の歴史民俗的研究

先史学・考古学

田中 裕

 

日本国家形成期の社会と交通システム

日本史学

大沼 宜規

 

近世・近代移行期における「国学考証派」の学問とその方法

2019年度

先史学・考古学

花坂 哲

 

古代エジプト王朝時代の皮革技術の研究 ―アコリス遺跡出土資料を基にした総合的考察―

2018年度

歴史地理学

高橋 珠洲彦

 

近現代関東における観光地形成と地域住民

先史学・考古学

辰巳 祐樹

 

西アジア考古学における物理探査法の応用的研究

2017年度

歴史地理学

加藤 晴美

 

近代地方都市における遊廓の形成と地域社会 ―貸座敷・娼妓・遊客の視点から―

歴史地理学

花木 宏直

 

近代日本における海外移民送出地域の歴史地理学研究

2016年度

民俗学・文化人類学

藤原 洋

 

仮親子関係の持続と変容に関する民俗学的研究 ―岡山県笠岡諸島白石島の筆親筆子関係を事例として―

歴史地理学

清水 克志

 

日本における外来野菜の導入と普及に関する歴史地理学研究

2014年度

東洋史学

藤谷 浩悦

 

1904ー1911年湖南省政治史研究 ―「公議」と末劫論を中心に―

先史学・考古学

滝沢 誠

 

古墳時代の軍事組織と政治構造

日本史学

今井 勇

 

戦没者遺族運動にみる戦後平和論の転回 ―「戦没者」の再評価と反戦・平和の解体―

歴史地理学

渡辺 康代

 

近世城下町における祭礼の変化に関する歴史地理学研究 ―伊賀国上野および下野国烏山を事例として―

日本史学

長尾 宗典

 

高山樗牛・姉崎嘲風の「美学」思想と「文明批評」―明治期日本の〈憧憬〉をめぐる精神史―

2013年度

民俗学・文化人類学

渡部 圭一

 

庶民生活史料の歴史民俗学的研究

日本史学

水谷 悟

 

雑誌『第三帝国』の思想 ―茅原華山と大正地方青年―

民俗学・文化人類学

津波 高志

 

沖縄側から見た奄美の文化変容

2012年度

西洋史学

髙野 泰

 

ベンジャミン・ラッシュと建国期アメリカの啓蒙思想

西洋史学

住江 淳司

 

カヌードスの乱 ―その全体像の構築

西洋史学

杉江 拓磨

 

バビロニア歴史予言文書 ―文体的特徴と思想的背景―